Method Not Found Trapezium レビュー(先行版) 破

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Trapezium レビュー(先行版) 破

新幹線でトラペ


3月19日、福井県までの出張から帰宅したら・・・荷物が到着していた。
来た、来た、来た! Trapezium(とらぺじうむ)先行生産版(DR.KSK作品)が到着したのだ。
この到着により、翌週からの出張時のお供として Trapeziumを持参することが出来た。

前回は Trapezium試作版 (製作者はDR.KSKと異なる)を使用していたが、この度はDR.KSK作となるTrapezium
先行生産版について出張中の使用感、また出張完了後から現在までの状況の報告をしたいと思います。
(音質については個人差も大きいので余り余計な表現を入れられないと考え少なめです)

注文していた Trapeziumですが、本体とαモジュールローノイズ版、βモジュールとなります。
ここで誤解が発生していますが、ローノイズ版と書かれていたものを見たときに「背景ノイズ」が少ないのか?と考えていました。試作版のαモジュールではかなり大きめのノイズが出ていたからです。

DR.KSK曰く

「α基板ローノイズというのは間違いです。試作基板は基板の厚さが厚く、それがβの場合ローノイズの効果がありました。ですがαの場合はないので、完全な勘違いでした。また、βも現在は基板厚いものと同様のローノイズ化が達成できています。使用するトランジスタがローノイズトランジスタという分類のものはカスタマイズでありましたが、それが音質のローノイズとは関係がありません。」


 ってことはツマリ? みんな、ローノイズってこと!?「お布施」「おまじない」レベルみたいです・・・

最初にこの辺の誤解を解いておくべきかと思い掲載しました。βモジュールについてもN版とH版がありますが、
製作者側では有意差というのが余り感じられずデメリットが大きくN版のみとしたそうです。

ちなみに突発OFF会にて集まった数台のTrapeziumαモジュールを聴き比べた某氏によると私のαモジュールが
一番当たりだったそうです。

出張にはαモジュールを装備した状態で持ち歩きました。新幹線や在来線での移動中には Trapeziumを使って音楽を
聴いて、ホテルで充電という感じです。αモジュールの電池稼働時間は20時間前後ということなので毎日数時間
程度の使用に対して一晩充電することが出来ました。電池切れで使用できなくなることはありませんでした。
画像は新幹線車内での模様。電池問題で悩まされたのはもっぱらiPhoneです・・・
新幹線内では机を出して置いておく形式で使っていました。在来線では革鞄の中でという感じ。
大きな問題も無く、毎日長距離を移動していましたが、この長い移動時間を退屈から開放してくれました。

前回計測していなかったのですが、 Trapeziumの重さを測ってみました(重量は公式でも掲載されていないはず)。
200gまではありません。160gちょいというところですね。
トラペ重さ1

iPodとの組み合わせではこんな感じ(iPodはSSD化されているので大分軽量化されてます)
トラペ重さ2


試作版との違いは?:

前回使用した試作版とはボリューム形状が異なりますが、これは勝手に変えられていたということでした。
標準ではゴムリングが付いていない物であり、周囲の物に触れただけでボリュームが変わるような事はありません。
内部画像を観て頂ければ、殆ど変わりが無いことがわかると思います(コンデンサが違ってたりします)
内部

モジュール画像も掲載してみました。前回の物と違うのは・・・βですね。黄色いパーツはありません。
αβ

上がαモジュールで下がβモジュールです。
ホワイトノイズはαモジュールかなり減ってました。製作者の作業精度等も影響がしているのかもしれませんが、
ローノイズ版の話しを理解していなかったので「ローノイズ版の成果だ!」と嬉しく思っていました。
ええ、とっても・・・
βモジュールは相変わらずの真っ黒け状態です。これは試作品との差は感じられず。

オペアンプを交換してみる!:
手軽に交換できるのはコンデンサに挟まれた部分だけです。開発側からは、この部分のオペアンプを交換しても
音質面での差は無いと思うというコメントが出ていましたが、物は試しということで交換してみました。
opamp.jpg

ゲインは変わりますが、音質的には・・・微妙です。他の製品の様には変化を楽しめないと思います。
結論としてオペアンプは標準状態をお勧めします(βモジュールでの音場感も標準が良いと感じました)。

αモジュールとβモジュール:
試作品は余りバーンインされていなかった状態でしたが、出張したりその後のバーンイン等を通じて大分
安定して来たと思っています。

音場感とか聴こえ方について:
αとβを比べた場合、βの方が音場感としては広いと感じます。SN比の高い音なので錯覚が発生していてそう
感じやすいのだろうと思います。こうしたSN比の高さが、βの濃密な空間表現に感じさせているのでしょう。
また、βは声量があり、表現力豊かなヴォーカリストの曲が非常に映えると思います。
録音の良い曲だと更に引立つでしょう。
 例)Diana Krall とか。
音場感というのは良く使われる言葉ですが、TrapeziumβモジュールをHA-1と比較した際に感じた大きな差は音場感でした。
左右の差よりは、奥行面で決定的な差があります。音の周辺というか末端の聴こえ方が繊細です。消え入る部分まで
もが綺麗に聴こえてくるので聴き入ってしまうという感じになります。
繊細な表現というところでゆくと、楽器の演奏も非常に楽しめます。弦楽器の弦の張り具合までも伝わってき
そうです。前回も書きましたが、βモジュールは一般受けしやすい解りやすさがあります。

では、バーンインがβモジュールよりも進んでいるαモジュールは?
軽やかで、高域の伸びが心地よいです。βの濃さというか濃密さは曲によっては重過ぎる場合もあります。
αモジュールならそういう曲に対する向き不向きが目立ち難いですね。
Diana Krall(Jazz) の Hit That Jive Jack では後半のアドリブ演奏の軽やかさにぴったりです。
βの濃さが無いだけでかなりこちらもお勧めです。αも低域は十分に出ています。音が消え入る部分ではβよりも
より一層の残響を感じる事が出来ます。慌ただしい曲よりもしっとり目がお勧め出来るでしょう。
普段の使い方ではRockBoxとαモジュールなのですが、標準ファームの方があって居そうな気もしています。
気軽に聞くのはα、じっくり派ならβという使い分けもありかと思います。本体が2つあると面倒くさく無いのですが・・・

試作品使用時にはヘッドホンを鳴らすのは苦手かと思ったのですが、標準状態で11時から12時位まで回して
使っています(使用ヘッドホンはGRADO HF2 リケーブルモデル)。これだとかなり良い具合に鳴ってくれています。
試作品で感じた駆動力不足感は払拭されています。

最後に...
現在量産型の生産に向けてDR.KSKから引き継いだkeiさんが奮闘しています。
既に30人以上の人が入金を済ませている状態にあります。1台3万5000円ですから、もう100万円を越えています。
期待の高さを伺わせますが、DR.KSKの関与はここから無くなっています。基本的な設計はDR.KSKのものですが、
権利の移譲等が行われておりますので、量産型はある意味別ものと捉えた方が良いでしょう。
(コンデンサ容量は試作版、先行版、量産版と全て違うことになりそうです)
サポート等も量産版についてはDR.KSKは関与しませんし。
細かな相違点については専用のページが設けられていますが、現在のページはDR.KSK時代のものをそのまま
使っているので誤解が発生しやすいと思います。量産版については別ベージを用意して欲しいです。

テーマ : iPod
ジャンル : コンピュータ

tag : ポータブルヘッドホンアンプ ipod

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No title

HPみたら5月末の予定になってました。
早く聞いてみたいです。

Re: No title

> HPみたら5月末の予定になってました。
> 早く聞いてみたいです。

そうですね、納期遅延の可能性は少し前から有ったのですがそれが確定ということです。
引き継がれた方も本業の兼ね合いもあったり、このような事をマネジメントする経験に
乏しい事もあって大変だろうと思います。取り敢えず、進捗を誤魔化さずに公開し
早期に連絡を取るという誠意のある姿勢を評価して頂きたいと思います。

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