Method Not Found Audiotrak imAmp レビュー

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Audiotrak imAmp レビュー

今日はimAmpのレビューを掲載します。

imAmpって?
Audiotrak社から販売されているポータブルヘッドフォンアンプです。
設計は日本で行い、韓国にて製造されています(製造はWise Tech)。コンデンサにはオーディオ向け部品を使用しOPAMPの変更も可能だし、ヘッドフォンはデュアルで出力できるしRCAまである割と欲張りな製品です。
OPAMPはバッファ部分にNJM4580 が3個、変更可能な部分についているゲインや音色部はOPA2134 が使用されています。説明書やネット上の仕様をみると「OS-CON」とか「WIMA」とか高品質パーツの名称が出てきますのでそういったパーツ面での配慮の高さが伺えます。
この素性の良さを活かして、原型を留めていないまで改造されたimAmpもネット上では見かけます。改造派にとっても良い素材の様ですね。

imamp.jpg


外観と携帯性について:
正直な所、Dr.DACのイメージがありまして実物を見る前に「デカイ」物だという思い込みがありましたので現物を目の前にしたときの印象は「思っていたより」は小さかったというものです(横幅があるとでかく見えますよね)。大きさの比較の為にiPod 5Gと最近良く使っているHeadstage Lyrix Pro USB totalと並べた写真を用意しました。

imampipod.jpg


iPod 5Gの1.5倍位の幅があります。PicoやLyrix等のアンプはこの幅が大体iPodと同等かそれより狭い設計になっています。この為iPodとアンプを重ねて持つ事が可能となっています。

ipodamp.jpg
P1010399-2.jpg


特に小型のPicoやP-51(Tomahawk等)はiPod nanoとも組み合わせて携帯しやすい大きさだったりします(nano 4世代目は細長く合わせ難いですが)。
こうした事から考えますとimAmpはちょっと携帯時の組み合わせが難しい大きさであると思います。
背の高さは Lyrixの方があるのですが、やはりiPodと組み合わせたときの幅が問題になります。
LyrixとiPodはギリギリなんとかコートのポケットに入りますが、imAmpとiPodはポケットに入りません。iPodとの携帯時にはバッグが必須となるでしょう(LyrixとiPodでもそうなんですけれど)。

アルミケースの作りはかなり良い方に感じます。印刷も安っぽさを感じさせません。この辺りはC&C XOやiBasso等の中国メーカーはぜひ見習って欲しい部分ですね。あちらの製品は金属加工が荒い事が多くてちょっと残念だったりします(ネジ穴がずれてたりするのは当たり前)。外見に関する難点は一箇所。フロントと上面が一枚のL字型の板で構成されています。このフロント左右下部分に一部エッジが残っていて服に引っかかりやすいところがあります。ここは改善して頂きたい部分です(写真赤丸部分)。

imamp 002

内蔵電池での稼働時間はカタログによると8時間。これはやや短いと思います。
今まで所有していたアンプで最も電池稼働時間が短いものはMini3でしたが、それでも10時間程度は動きました。充電には4時間掛かります。P-51やPicoの充電時間は2-3時間であり稼働時間は20時間とか60時間近い事を考えるとimAmpの電池稼働時間は短い方であることは確かでしょう。個人的には20時間位の稼働時間が理想だと思いますが、ここは個々人でばらつくところでしょう。
バーンインを行うのに24時間x4日程放置してありましたが、その間本体が熱くなることはありませんでした。ほんのりという程度でこの辺り設計の良さを感じました。

ゲイン切り替えスイッチがありません?
そうです、imAmpにはゲインの切り替えスイッチが存在しません。
その代わり、イヤホン向け3.5ミリとヘッドフォン向け6.3ミリの出力があります。
イヤホン向け3.5ミリでの接続には保護回路もついているという状態です。
イヤホン向け3.5ミリ16Ω、ヘッドフォン向け6.3ミリ32Ωという仕様です。
試聴に使用したイヤホンもヘッドフォンも充分に鳴らせてくれました(ヘッドフォンは時計でいうと9時位、イヤホンは8時位 イヤホン向けにもう少しゲインは調整した方が良いかと思います)。
ポップノイズはやや大きい方に感じました。ホワイトノイズは特に気になるレベルではありません(Mini3の方が大きいです)。

試聴:

試聴は以下の環境で行いました。

プレイヤー:iPod 5G 60G
音源:アップルロスレス
インターコネクト:Audiotrak Dockケーブル
アンプ:imAmp (100時間程度のバーンインを実行)
ヘッドホン:GRADO-SR225
イヤホン:須山カスタムIEM
課題曲
今回はJazzとJ-POPを試しました。

Jazzヴォーカル:
先日発売されたばかりのDiana Krallの新譜「Quiet Nights 」
J-POPは古めですが、井上陽水「アンダー・ザ・サン」
こんな辺りです。
imAmpで聞いてから比較相手であるHeadstage Lyrix Pro USB totalと聞き比べています。
比較時にはアンプを取り替えるだけでDockケーブルも同じものを使っています。

「Quiet Nights 」はJazz色が強くないのでJazzが好みではない方にも入りやすいと思います。
全編を通してシンプルでスローな伴奏とヴォーカルがメインです。ドンシャリ系がお好きな若い方にはつまらないかと思います。ジャケ写をみますと、結婚してから線がやや太くなられたかな・・・幸せ太りってやつでしょうか。
陽水の「アンダー・ザ・サン」は最近のJ-POPとはちょっと違うかなと思います。割と軽快でメリハリの利いた曲が多くてアルバム的には好きです。

GRADO-SR225:
Diana Krall「The Boy From Ipanema」を中心に・・・
ヘッドフォンだけありまして、その開放感というか音場感には不足を感じません。
ちょっとアッサリしすぎに聞こえます。これを Lyrixに切り替えるとバーブラウンの音らしいしっとり感が出てきます。アッサリ感が好きな人としっとりした感じが好きな人とでは評価が別れると思います。

井上陽水「Make-up Shadow」
音源に対する色づけについては考え方がメーカー毎に違いがありますから難しいところですね。
私個人としてはアンプ毎に異なる色付けを楽しむほうですのでimAmpのアッサリ系は物足りなく感じてしまいます。

須山カスタムIEM:
Diana Krall「The Boy From Ipanema」を中心に・・・
imAmpは音場がちょっと狭い気がしますね。100時間ほどのバーンインを行ってからの試聴なのですが、この辺は変化が無いように感じます。3.5ミリのイヤホン出力ですとあまり良い音には感じられません。高域、低域共にある程度の箇所で切れている感じに聞こえます。この影響なのか、透明感と奥行きが不足して聞こえてしまいます。Lyrixの方が伸びと音場感の広さを感じます。もともと、音への味付けが薄い製品ですが6.3ミリからヘッドフォンで聞いている方が良い感じがします。

井上陽水「Make-up Shadow」
やはりアッサリ気味で、音域が狭くそこに詰め込まれた感があります。天井が低いっという表現は伝わりますかね?奥行きが無い感じもあるのですが天井が低いです。
ボリュームを上げると埋もれてしまうのでこれは良くありません。ボリューム位置からすると、IEM向きではないのかもしれません(特にカスタム系)。Lyrixで聞くとはやり音場、天井の低さが解消されていますね。

総合:
現在店頭にて入手できるポータブルヘッドフォンアンプとしては製品バランスが良いと思います。

価 格:
安価です。価格com等でみますと14,000円が実売価格の様です。これは海外製品だとMini3辺りの価格帯ですね。Mini3とは音質的にも対照的で確かに良い勝負だと思います。輸入の手間も要りませんし、故障時対応も国内で対応が出来ますから安心です。こうした見えないコストを考えることはしばしば忘れられがちです。

本体加工品質:
高いと感じます。RSA製品に近い印象を受けますが、細部の加工に問題あり。中国製アンプに比べるとしっかりした作りです。

音 質:
音源には余り色付けしない傾向で綺麗に聞かせ様としていると思います。IEMではちょっとふるいません。聞くならヘッドフォンが適正かもしれません。今回私が使用したイヤホンは一般店頭には並ばないカスタムメイドの製品ですのでIEM全般に不向きであるという事ではありませんのでその辺考慮して欲しいと思います。レビュー用に普通のイヤホンが必要でしょうかね・・・(10Proとか)。
自分の感じがオカシイのかと思いまして念のためにネット上でimAmpの感想を見たところやはり音色への味付けは薄く音の変化が少ない、イヤホンでは余り良くない、ケースのエッジが袋を傷つけるという感想を確認することが出来ました(価格コムなどにあり)。

入手性:
一般量販店頭でも購入できるため良好です。アマゾンでも買えます。

携帯性:
ポケットには入れられない大きさ。ポータブルヘッドフォンになりきれていない大きさです。バッグがあれば持って歩けれるし電車通勤等でも使用可能とはいえ更なる小型化を期待します。

エントリー向けで余り携帯性を重視しないという用途やユーザーであれば、向いている製品と思われます。価格コムとか一部販売店のimAmpレビューはちょっとアレって感じのものがありますねぇ

改良するとしたら:
まず、ポータブルサイズを実現するためにiPod並の幅へ縮めましょう。
IEM向けと割り切り3.5ミリのみ。電源スイッチはボリュームと兼用か小さいスイッチにする。
背面のRCAも廃止する。
・ゲイン切り替えスイッチを設置
・バッテリー関連の変更
 充電は3時間で20時間稼動へ
・音質面
バーブラウン系の音色が海外製品の主流となっています。だからという訳ではないのですが、バーブラウン系AD8397 辺りを中心に考えられても良いかと思います。

Audiotrak Dockケーブルについて:

Audiotrak社のDockケーブルは現在1メートルと10センチの2種類が販売されています。今回は、手元に届くまで長さを知りませんでした(笑)。届いてから1メートルという長さに驚いた次第です。通常私が使用しているDockケーブルは15センチ前後です。iPodとアンプを接続した状態で上下に重ねて持ち歩くことを前提としているとそういう長さが最適となります。流石に1メートルでは持ち歩きには不向きだろうと思われます。これが、アンプを卓上で使うとなると話は別です。アンプ本体は机の固定位置に置いておき、iPodは長いケーブルのお陰で手元から操作が出来るようになります。こういう使い方は想定してなかったのでちょっと新鮮ですね。
逆に短い方の10センチだとちょっと短すぎるのではないかと思います。私が普段使っているのは13センチ~15センチですが、これが丁度位だと思います。
inpulse03.jpg

P1010409.jpg

ポータブルヘッドフォンアンプを初めて購入するときに合わせて買うということでしたら特別な問題は無いだろうと思います。個人的にはMogami、ベルデン、KIMBER、オーグライン等のDockケーブルを使っていますので物足りなく思いました。価格も入手性も全く異なるものですから、比較してしまうのが問題かもしれません。

現状こうしたDockケーブルの供給はその殆どを海外からの輸入か個人が作成しているものをネット上で探して出して購入するしか無いのが実情です。ポータブルヘッドフォンアンプのユーザーは当Blog開始時の2年前からみるとその裾野が広がってきています。アンプの方は代理店が出来てきたりしていますが、Dockケーブルの供給に関してはまだまだ改善の余地が多いと思います。そんな中でAudiotrak社のDockケーブルは量販店店頭でもその販売を確認することが出来ました。全国どこでもという訳ではないと思いますが、Dockケーブルが量販店に並ぶというのは2年前から見ると驚くべき事です。

adtra.jpg

写真は秋葉原のヨドバシカメラ店頭で販売されているAudiotrak Dockケーブルです。

imAmpの評価時にコスモウェーブHAMP134DBX を聞くタイミングがありました。この製品も価格を考えると充分お買い得と思うのですが、ポータブルヘッドフォンになりきれていません(電池駆動10時間は良いのですが、充電に10時間必要。サイズも大きめの部類)。その大きさや入力端子の位置等の課題が大きいと感じています(大きさについては個人差もありましょう)。
海外製品ばかり評価されているという現実をメーカー側はどう受け止めているのでしょうか?
日本人には時計やオーディオ、カメラ等には古来から「舶来信仰」が存在しています。カメラは昨今ですとすっかり日本メーカーが定着してますけれど・・・。
海外製品へは評価があったり人気はあるが日本製品(自作を含め)は評価しない傾向を見ることがあります(Dockケーブルだけを見ても海外製品のみ使う、日本製品を使ってもみない人もいます)。こうしたユーザー側の問題もありますが、メーカー側もなぜ海外製品が評価されるのかを学んで欲しいと思っています(デザイン、小型化、音質等)。デジタルオーディオプレイヤーを愛用するユーザー層がポータブル環境について重視している要件をこうしたメーカー側は押さえきれていません。そのためデスクトップでも使えるし必要とあらばポータブルにもなるというどっちつかずの製品になってしまうのではないでしょうか?手間が掛かるが儲けは薄いかもしれませんけれどね。
是非、OFF会等に参加して頂いてユーザーが求める要件を知って欲しいと思いますので積極的にお知らせとお誘いのメールを出したいと思います。

尚、今回はAudiotrak社の協力を得て機材貸し出しを頂きました。結果的にはimAmpを褒める事が難しくなってしまいました。imAmpの売り上げにどう影響するか心配な所ですが、適切な情報を提供することが市場の小さいポータブルヘッドフォンアンプの健全な育成に繋がるものと思いメーカー様にとっては不愉快な結果でも敢えて掲載しております。我がままを聴いていただいた関係者の皆様にはお礼とお詫びを申し上げます。

テーマ : iPod
ジャンル : コンピュータ

tag : ポータブルヘッドフォンアンプ ipod imAmp Audiotrak

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